スタッフブログ

2019/04/26

No.280【震災に伴う土地の有効活用】新築規格住宅【コーエイホーム】


こんにちは、菊池市・山鹿市・合志市で新築庭付き一戸建てなら【コーエイホーム】代表の平川ですsun
先日菊池市で戸建賃貸3棟が完成し、引渡しがありました。
きっかけは、実家の牛舎が震災の被害に会い、解体された土地の有効活用の相談でした。
あらかじめ弊社ホームページをご覧になられていたため、戸建賃貸のことにも興味をお持ちで、
セミナーにも参加してもらい話が進んでいきました。

オーナーさんは菊陽町にお住まいの自営業をされている40代の方で、これまで賃貸経営は未経験でした。
実際に建物を見られたり、収支シミュレーションなどをしていくうちに、
だんだんと実感が沸いてこられて、打合せなども楽しくできました。

しかしながら、この事業をやる上で2つの問題をクリアしなければなりませんでした。
一つは融資。
もうひとつは3棟の入居予約。

融資に関しては、前回同様のケースでお世話になった金融機関さんと打合せをし、
弊社で事業計画などを作成して、前向きに取り組んでいただくことになりました。
昨年から不動産に対する不正融資問題で、非常に逆風の状況でしたが、
担当者がちゃんと事業性を認識してくれて融資が実現しました。

昨年末に着工し、移動時期の3月完成に向けて建築が進む中、年明けから入居募集も始めました。
立地は、菊池市の中でも決していい方ではなかったので、
3月までに3棟全て予約が入るかどうかは不安なところがありましたが、
蓋を開けてみると完成前には全て予約が入り、4月1日からの入居となりました。
建築前は入居率を上げるためにペット可や畑付き物件にして差別化することを考えていましたが、
ラッキーなことに、3棟とも同じ法人様が社宅として長期で借りていただくことになりました。
オーナーさんもとても喜んでいただき、引渡し当日も楽しみなご様子でした。

今後少子高齢化が進む中、賃貸事業も決して安泰とはいえません。むしろ空室が増えたり、
家賃競争が激化してくることが予想されます。
そんな状況でも今回事業に踏み切られたのは、やはり戸建賃貸の優位性と将来性を感じられたからだと思います。
同じ賃貸でも、戸建はアパートなどの集合住宅より人気が高いわりに、供給戸数は圧倒的に少ない状況です。
したがって入居率・家賃下落リスクなどを考えても将来的に安定した経営ができると判断されたようです。

今回は解体跡地の活用ということで新築の戸建賃貸を建築しましたが、空き家なども含めて、
資産の有効活用はこれからもっと課題になってくると思われます。
相続や遊休地・空き家などのことでお困りの方は一度ご相談ください。



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