お引渡しまでのストーリー

山鹿市・B様

ストーリー

01 B様ご家族との出会い

弊社で建築いただいたお客様からのご紹介で、B様とお会いしました。奥様同士がお友達とのことでお声掛けいただき、翌週にはB様ご家族とお打ち合わせでした。

02 実家を解体するか、残しておくか

奥様のご実家にお住まいだったB様ご家族。築70年ほど経っていたご実家は、すきま風が入ってきていて、あちこち虫もたくさんでてきている状況でした。当初の計画では、ご実家はそのまま残して、空いている敷地内に新築をするという話でした。敷地の広さ的に不可能ではありませんでしたが、いずれは解体しなければならないであろう実家を、子供たちの世代に判断をゆだねるのもどうだろうか?というお話に。

03 解体費用、どうやってまかなう?

ご実家を解体した場合と残した場合のメリットとデメリットについてご説明し、話し合っていただいた結果、解体することになりました。一番の懸念点であった子供たちの世代に、負の資産を残すことはしたくないというお気持ちからでした。ご実家の敷地で建築するメリットの一つに、土地を購入せずに済むことがあげられますが、ご実家を解体するとなると、通常では発生しない解体費がプラスで必要になります。元々は予定していなかった解体費、どうやって予算に入れ込むかが今度は課題となりました。

04 市の補助金を受けることに

単純に解体費を捻出するには、住宅ローンを使えば何ら問題はないのですが、月々の支払いの予算を考えると、どうにか解体費を抑えていきたいという話になりました。市役所へ相談したところ、市の補助金を受けることができるとのことで、その補助金を使うことに。B様にも協力いただいて、申請書を作成し、提出を行いました。申請から約1か月ほど経ち、市役所から無事に採択された結果が届きました。

05 資金計画の打ち合わせ

間取りも一緒に考えつつ、建て替えをするのに必要な経費なども全て出してしまって、手出しが無くても大丈夫なように資金計画の打ち合わせも進めました。また、お子さんが野球で服を汚してかえってくることが多く、ご夫婦ともに日中は仕事にでていらっしゃるので室内で洗濯物が干せる部屋も作りましょうということで、B様のご要望も叶えていけるように、資金計画を行いました。

06 住宅ローンの審査へ

資金計画が固まり、住宅ローンの審査へと進みました。今回は旦那様と奥様の夫婦合算で住宅ローンを組むことに。今お住まいのご実家で使っている家電製品なども新しく一新したいとのことで、その予算も考えながらローンの審査を迎えました。審査結果から1週間ほどして、無事に承認の連絡があり、いよいよ本格的な家づくりをスタートさせることになりました。

07 建物の仕様決め

ショールームへ足を運んでいただき、弊社でも内観と外観の色決めをしていくことになりました。大工さんも交えての、一番楽しい打ち合わせです。今までは、資金計画等のお金の打ち合わせで大変だったと思いますが、ようやくそれらの不安は解消された状態での打ち合わせでした。ご夫婦と、あれこれ言いながら建物のイメージを形にしていきました。

08 土地の名義はだれにするか

もともと土地の名義が奥様の亡くなられたお父様名義だったのですが、相続登記はせずにそのままの状態でした。登記をしなければ、実際にローンを組むことはできないので、相続人の方々と話し合っていただき、名義は工事開始する前までには決めていただくことになっていました。事前に該当する相続財産を教えていただき、姉弟でどのように分けるのがいいかのご提案もさせていただきました。そして、話し合っていただいた結果、ご実家の土地はB様名義へ相続することに。今までしなければいけないと思いつつ、手につかない状態だったそうで、良い機会だったかもしれません。

09 工事スタート

いよいよ、工事を開始です。地盤調査の結果も特段問題なく、地鎮祭を祀り行い、基礎工事から始まりました。今回、建て替えにはなりましたが、敷地が広いので、新築が完成してから、ご実家は最後に解体することに。新しい家ができていく楽しみと、思い出の詰まったご実家を解体するという寂しさと、両方が待ち構えた工事でした。

お引渡し

工事中は、ご実家の敷地内なので、目の前で工事が進んでいる状態で新鮮だったと思います。棟上げのときは、あさイチから最後の屋根じまいまでしっかり参加いただき、なかなか見ることができない構造的なところも見ていただけました。そして最後のご実家の解体にまで、立ち会わせていただきました。ご紹介いただいてから約1年ほどで完成・お引渡しを迎えることができました。

お客様のお声

実家の土地で新築をするのに、どのように進めていけばいいのか、どんなお金がかかってくるのか全く分からない状態で相談に行きました。こんな初歩的な質問しても大丈夫かな?というような質問にも分かりやすく教えてくださり、またどうしたらいいかの解決方法もいくつか提示してくださったので、家族で話し合って納得いく方を決めていくことができました。実家の解体をする話も、解体費用がかさむことに不安を持っていましたが、補助金の申請も手伝っていただき、無事に使うことができたのでほっとしたことを覚えています。無事住宅ローンも下りて、工事が進み、少しずつできていく我が家をみて、ようやく家を建てる実感が湧きました。新しい家に住み始めて、悩んでいた隙間風や虫がでてくることも無くなり、快適に過ごせています。建て替えするのはお金もかかるので迷っていましたが、思い切って建てることにして本当によかったと思っています。

STAFFの声

思い返すといつも脱線ばかりでいつも笑いにあふれていた打ち合わせでしたね。ご家族の皆さん仲が良くて、余計に楽しく感じたのを覚えています。今回はご実家の敷地内でとのことでしたので、どこに建物を配置するか等も打ち合わせを重ねて進めていきましたね。土地を無駄にしないように庭はどうするか、納屋はどう活用するかも話し合えてよかったです。一緒に考えたランドリールームはその後いかがですか?!しっかり活躍してくれていると嬉しいです。なかなかお会いする機会が減ってしまいましたが、何かあったらいつでもかけつけますので、いつでもご連絡くださいね。今後も末永く宜しくお願い致します。

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